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ノロウイルスが全国的に大流行 医療機関などで集団感染も

感染性胃腸炎が猛威、各地で警報基準値越え- 医療機関などで集団感染も

ノロウイルスなどの感染によって、おう吐や下痢といった症状を伴う感染性胃腸炎が、各地で猛威を振るっている。全国の患者報告数は前週に比べて増加。
宮崎県では、2つの保健所管内で警報基準値を超過したほか、一部地域で基準値に達した広島県が「警報」、
前週に比べて患者数が2倍近く増えた福井県が「注意報」をそれぞれ発出。北海道では集団感染が相次いだ。
感染が拡大傾向にある自治体では、おう吐物の適切な処理や手洗いといった予防策の徹底を呼び掛けている。【新井哉】

 国立感染症研究所感染症疫学センターがまとめた、11月11―17日の週の全国患者報告数(小児科定点医療機関約3000か所)は、定点医療機関当たり5.74人。
前週比1.4倍になった。各都道府県別では、宮崎の17.0人が最も多く、
以下は熊本(10.72人)、福岡(10.21人)、福井(9.36人)、大分(9.22人)、愛媛(8.54人)などの順。

 最多となった宮崎は、小林と日南両保健所管内で警報基準値(20.0人)を超過。特に小林保健所管内は、基準値の3倍近くの56.3人に達した。
また、兵庫県でも中播磨保健所管内で基準値を上回った。呉市保健所管内で基準値を超える21.13人を記録した広島県は21日、
「感染性胃腸炎警報」を発令。健康被害を受けやすい高齢者施設や保育園、幼稚園などに対し、感染の予防や流行の拡大防止の徹底を求めた。

 感染性胃腸炎による集団感染も北海道で続発。釧路保健所管内では今月中旬、医療機関の入院患者や職員計14人に、
おう吐や下痢といった症状がみられ、このうち4人からノロウイルスを検出。介護保険施設でも入所者や職員計17人が下痢などの症状を呈し、
6人からノロウイルスが検出されたという。

 国立感染症研究所によると、感染性胃腸炎の報告数は11月に入ると急増し、12月中にピークを迎えるという流行を例年繰り返している。
ほとんどがノロウイルスやロタウイルスなどが原因とされ、患者との接触に加え、おう吐物や便を介して感染するため、
予防には手洗いの励行や、おう吐物などの適切な処理が求められている。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/41462.html?src=recom