「機巧少女は傷つかない」の話がよく分からない…　キャラはかわいいのだが

基本的に「復讐者」の魅力って、アウトローの魅力と同じモノだと思う。
自分の規範だけに則って、「何をやるかわからないヤバイ奴」
だからフツーの「いい人」とは根本的に相容れないキャラ設定だと思う。
フツーのいい人は、自分が犯罪被害に遭っても、それの捜査・処罰は社会の司法に委ねるだろう。

というわけでこの作品の主人公、最初からキャラ設定が矛盾していたと思う。

自分の復讐を貫く事と、周りの人間の幸福がバッティングしてしまうときに苦悩するといった所は、
読者・視聴者に共感を与えるためには必要だろう。
しかしそこを通り越して、頼まれもしないお節介焼きに出るような「いい人」っぷりは、ちょっとなあ…