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パナソニックのリストラはこれから…1700億円の構造改革費用、上期使用は約100億円。残りは下期

◆エアコンが赤字転落、津賀パナソニックの不安 上期決算は最高益も新たな課題が浮上[週刊東洋経済 2013年11月16日号] http://toyokeizai.net/articles/-/23987?page=2
 本格的な配置転換や人員縮小はこれからだ。パナソニックは今期1700億円の構造改革費用を用意しているが、上期に使ったのは約100億円。残りの1600億円分の構造改革費用が、下期に使われる。
 雇用への影響は、パナソニック本体の社員にも波及しそうだ。経営陣は表向き、不採算事業の人員について、車載や住宅など成長分野へのシフトで吸収すると説明するが、
「設計や開発の人員は配置転換しやすい一方、工場のラインで働く人員は、どうしても余剰感が出る」(同社関係者)。
 下期に大リストラに動くとみられるのが、半導体事業である。同事業はパソコンや携帯電話向けの需要が縮小し、不振に陥った。
すでにシステムLSIは本体から切り離し、富士通と事業統合することで合意しており、具体的な交渉を進めている。
 半導体は車載や産業向けなど成長市場に販売先を転換し、挽回を図る。ただ現状の人員をそのまま活かせるわけではない。経営陣はさらなるリストラの方針を固めているようだ。
海外の生産拠点を中心に、約1万4000人の人員を14年度までに半減させる方針。国内ではすでに鹿児島の工場売却などを進めている。
 その他の電子部品でも、リストラの本格化はこれからだ。
赤字の回路基板事業は、すでに門真市(大阪)の工場での生産を終えた。今後は三重と群馬の工場も生産を停止し、国内は山梨工場のみとする。
当然、これらの工場の雇用にも影響は及ぶだろう。経営陣は今後、こうした改革に伴う痛みと本格的に向き合うことになる。