自民党が行っているタリフラインの検証って何？

環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉の関税のニュースでよく耳にする「タリフライン」。
この関税区分の細目ごとの自由化の影響について、自民党ＴＰＰ対策委員　会は検証作業を終えたとしている。

Ｑ：タリフラインって何？

Ａ：タリフは関税（率）の意味で、タリフラインは関税をかける分類のことだよ。
　　一口に「米」といっても、もみ、玄米、精米、米粉、もち・団子、せんべいなど米菓・・・のように細かく５８品のタリフラインに分かれる。
　　それぞれ関税の掛かり方が違うんだ。政府の公表資料では、農林水産品、鉱工業品全て合わせると９０１８品になる。

Ｑ：自民党の検証作業はどういう作業なの？

Ａ：タリフライン９０１８品のうち、過去の経済連携協定（ＥＰＡ）で撤廃したことがない農産品は８３４品ある。
　　このうち、衆参農林水産委員会や自民党の決議にある「重要５品目」の米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物は５８６品だ。

　検証は、この５８６品とそれ以外にも重要品目はないのか、過去に関税を撤廃・削減したことがある品目でも今回の交渉相手国に開
　　放してはいけない品目はないのか――という視点で、本当に守らなければならない品目を精査する狙いがあるとみられている。
　　同対策委の西川公也委員長は検証作業を終えたとして、重要５品目に含まれない品目でも「どうしても守らないと地方の農業が成
　　り立たなくなるものがたくさんある」と説明している。

日本農業新聞（2013/11/12）
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=24438
『>>2につづく』

>>1つづき

Ｑ：「調製品」についてもよく聞くよ。

Ａ：例えば、米粉に砂糖やでんぷんなどを混ぜた「米粉調製品」。
　　米粉の含有量が８５％超なら精米と同じ高関税率だが、８５％以下だと、関税率は低い。
　　輸入後、遠心分離で簡単に米粉だけを取り出せるため、米菓などの原材料として使われ、国内産の加工用米の価格低下の一因
　　となっているとされる。
　　今までもこういう例があるから自由化の影響は限定的とする安易な声があっても、大きな打撃が心配されるよ。

Ｑ：タリフラインの詳細を公表してほしいという声もあるけど。

Ａ：政府は「交渉の手の内を明かすことになる」として公表していない。
　　相手国が要求をさらに高めてくるかもしれないからね。
　　タリフラインの詳細を知りたいという気持ちは、関税撤廃によって自分の経営や地域がどれだけ影響を受けるか調べてみたいと
　　いう不安の表れなので、政府にはまず、重要品目をはじめとした農業、地域を守る毅然（きぜん）とした交渉が引き続き求められ
　　るよ。

>>1
日本農業新聞のレベルの高さ

ナリタブライアン？

信じて待つしかないとかいわれても、交渉の余地があるのかうたがわしい

本気で交渉してると思ってる奴がまだいることに驚き

ナリタブライアンに見えた。

甘利「日本なんてどうでもいい」

ナリタブライアンに見えたってレスしようかと思ったらもうレスしてる人がいた

政治家なんてアホだから丸投げだろ