■女性に同情するのをやめた
姉や妹に囲まれて育ったせいか、どちらかといえば自分はフェミ寄りだ。
女性に対して無条件で優しいと周囲は評価してくれるし、自分でもその自負がある。
「男は顔じゃない、優しいだけで良い」という需要もあるようで僕自身ややモテる。
女性の心に寄り添うようなコミュニケーションを心がけてきた。
が、女性に同情的になるのはもうやめた。
例えば、「ヤリ捨てされた」と泣く女性がいれば、昔はひどく憤慨したものだが今はそうでもない。
「どんなに男側が優位に立っていてもヤリ捨てしないような男性」を僕は少なからず知っている。
世に言う「人格者」の部類。
それでこの人格者たちがモテるかといえば、そうでもない。
女性に対して理性的で誠実で尊重してくれる存在は、女性の立場から言って貴重だ。
それなのに、女性側は彼らを評価したりはしない。
ドキドキしないから。
ハッとした。
「女性がヤリ捨てされるような状況は女性自身が作っているじゃないか」
人格者たちは評価されたくて真面目で理性的である訳じゃない。
とはいえ、人格者たちも男なのでヤリ捨てしたいほど性欲が湧く事もある。もちろんぐっと抑えているのだ。
しかし、彼らが評価されなければ、女性に対して誠実に対応しようなんて男側は思わない。
女性を尊重するメリットがないから。
体に染み付いた習性なので、これから先も女性には優しくするだろう。
でも、泣いている女性がいようとも、これからは無条件で同情するのはやめた。
http://anond.hatelabo.jp/20131111122417