武将姿で中心街パレード=山形市
目抜き通りをパレードする武者姿の市民ら=10月13日、山形市(佐々木崇之撮影)
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0131021bo01_p.jpg よろいかぶとを身にまとい、武将や武者に扮(ふん)した市民らが、山形市の目抜き通りを練り歩くパレードが行
われた。市の礎を築いた戦国武将最上義光の没後400年記念事業のメーンイベント。烏帽子(えぼし)姿の義
光として現れた市川昭男市長ら一行は「エイ、エイ、オー、オー」と声を上げ、刀ややりを振り上げて行進した。
一方、JR山形駅西口の駅前広場では、関ケ原の戦いと同時期に起き、「出羽の関ケ原」とも呼ばれる「長谷堂
合戦」を再現。絵巻物に残る歴史の一端を、騎馬も登場させて壮大に演じてみせた。
小雨が降る中、義光ら東軍と、初代米沢藩主・上杉景勝の重臣直江兼続率いる西軍に分かれ、戦いを繰り広
げる約180人の武将や足軽。叫び声やほら貝がとどろく中、人気声優神谷明さんによる迫力あるナレーションが
観客を一層沸かせた。【もぎたて便】
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2013110100552