【AFP=時事】故人の霊を弔う祝日「死者の日(Day of the Dead)」の2日夜、メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)の宝石店にゾンビやミイラの仮装をした5人組の強盗が押し入り、総額7万7000ドル(約760万円)相当の宝飾品を奪って逃走した。
治安当局の3日の発表によると、5人組はそれぞれゾンビやミイラ、ピエロ、ホラー映画『チャイルド・プレイ(Child's Play)』に登場する殺人人形「チャッキー(Chucky)」などの仮装をし、大小さまざまな武器で武装していた。
店員を脅し、純金の宝飾品や多数の宝石を強奪して逃げたという。
犯人はまだ捕まっていない。
世界各地がハロウィーン(万聖節)で盛り上がる中、メキシコでは11月1日〜2日に「死者の日」を祝う。
起源をスペイン征服以前にさかのぼる伝統行事で、人々は祖先の墓前に食べ物を持ち寄ってにぎやかに祝う。
「死者の日」の祝日中は多くの人が仮装する慣習があり、強盗団はこれに乗じて犯行に及んだとみられる。
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