今年すでに30件、強盗続発のすき家で防犯訓練
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131022-OYT1T00577.htm 富山市五福の牛丼チェーン店「すき家富山五福店」で、
強盗を想定した訓練が行われ、店員らが強盗への対応や通報の手順を確認した。
富山県警と牛丼チェーン店の合同訓練は県内で初めて。
訓練では、帽子やマスクで強盗犯に扮した富山西署員がナイフを手に押し入り、
レジ前の女性店員に「金を出せ」と大声で要求した。女性店員が店の奥に逃げ込み、
別の店員が防犯ベルを鳴らすと犯人役は逃走。間もなくパトカーで駆けつけた同署員に
犯人の身長や服装、逃走方向などの情報を伝えた。訓練には県内の他店舗の店員も見学に訪れ、
同署生活安全課の坂本伸朗課長は「お客さんと自分の身を守ることが最も大事だということを常に意識してほしい」と呼びかけた。
店舗を運営するゼンショー(本社・東京)によると、すき家では2011年に全国で約80件、
昨年は約40件の強盗事件が発生。今年に入ってからは約30件にのぼるという。
同社の担当者は「訓練や防犯設備の整備を通して防犯に対する備えを万全にして事件を抑止したい」と話した。
(2013年10月22日12時55分 読売新聞)