「硝酸ウラン埋めた」 長浜 一時外出自粛を要請
26日午後5時10分ごろ、長浜市内保町の会社員男性(55)から「硝酸ウランを埋めたら、1時間後に地面から煙が出てきて浴びた」と110番通報があった。
長浜署によると、男性は硝酸ウランと書かれたシールが貼られた25ミリグラムびんを内保町の草野川堤防近くの竹林に埋めた、と話しているという。
同署は竹林周辺を立ち入り禁止にし、滋賀県などと対応を協議、27日にもびんを掘り出し、内容物の確認をする。
長浜市は内保町と川向かいの大路町の計771世帯に外出しないよう防災無線で一時、呼びかけた。
湖北地域消防本部が竹林周辺と男性の放射線を測ったところ、自然界と変わらぬ値だったという。
硝酸ウランは放射性物質で試薬などに使う。
男性は硝酸ウランについて「戦争中に父親が親族に渡した。親族から処分してほしいと返され、埋めた」と話している、という。
ソース
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20131026000122