放射線を遮る作業服が完成。11月下旬から福島へ出荷

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放射線を遮る作業服開発 山本化学工業、下着も

素材メーカーの山本化学工業(大阪市)は16日、放射線の一種であるベータ線を遮る作業服を開発したと発表した。
汚染水漏れが深刻化している東京電力福島第1原発の現場作業員向けに11月下旬から出荷する。

ベータ線に比べて透過力が強いガンマ線を鉛などで遮る下着も開発した。

作業服は、ゴムに炭素を練り込んだ素材でベータ線を遮る。ウエットスーツのように伸縮性があるので作業しやすい。
縫い目の部分を完全に接合し、継ぎ目から汚染水が浸透しない構造にした。重さは上半身、下半身用合わせて約3キロ。

記者会見した山本富造社長は作業服について「ベータ線をほぼ100%遮蔽できる」と話した。

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http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101601002209.html