東電「台風でもう限界 海に流していい?」規制委「しょうがないにゃあ・・」

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台風26号の影響で、東京電力福島第一原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)内にたまった水があふれるおそれがあることから
東電は15日、原子力規制委員会に、どういう条件を満たせば水を外に流すかの暫定的な排出基準案を示した。
規制委側は注文を付けたが、見直しがあったため同日深夜に了承した。

了承された基準では、セシウム134が1リットルあたり15ベクレル未満、セシウム137が同25ベクレル未満、ストロンチウム90が同10ベクレル未満。
これらを含む水を毎日2リットル飲んでも、1年間の被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを下回るとして基準とした。

堰内にたまった水は一時貯蔵タンクに移して放射性物質を計測し、基準値を下回ることを確認してから排水するという。

15日午後に開かれた規制委の汚染水対策の作業部会で東電が示した当初案に対し、規制委側は「ほかの放射性物質を考慮していない」と指摘。
東電は15日深夜にかけて基準案を再検討していた。9月15日には台風18号の影響で堰から水があふれた。
10月2日には堰内の水を回収中に堰外に汚染水が漏れる問題も起き、一部は海に流出した。
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY201310150375.html