MAGES.が立ち上げたPCゲームダウンロードサイト「Magino Drive」の狙いとは。2人のキーパーソンに聞いた
http://www.4gamer.net/games/224/G022487/20131005003/ 4Gamer:それでは,少し気になる部分を教えてください。先ほど話題に出た「サンクタム2」は,
Steamで購入してもMAGES.でローカライズした日本語版がプレイできますよね。
Magino Driveで販売されているものは,DLCを集めた「Season Pass」が同梱されて4900円ですが,
Steamでサンクタム2とSeason Passを合わせて購入すると26.98ドル,1ドル100円換算で2698円です。
かなりの価格差だと思うのですが,なぜこのような価格設定になっているのでしょうか。
長沢氏:今回,Magino DriveとSteamで同じものが配信されているのには少々特殊な事情があるんです。
今回,私たちが初めて手がけたローカライズタイトルということで,Magino Driveからのダウンロード版やパッケージ版だけではなく,
Steamから「サンクタム2」を購入したという方にも,そのクオリティを確認していただきたいという狙いがあったんです。
4Gamer:ということは,今後Magino DriveとSteamで同じタイトルが販売される場合,
Steam版にMAGES.が手がけた日本語ローカライズが入ることはない,ということでしょうか。
市川氏:基本的に,その方向で考えています。もっともケースバイケースで,今回と同じような事例がまったくないとは言い切れませんが。
4Gamer:なるほど。ただ,レアケースとはいっても,同じものが大きな価格差で配信されるのはやはり気になります。
長沢氏:「サンクタム2」は,日本ですと小売店でパッケージ版(6090円)を販売していますから,その部分とのバランスも考慮するということになるので。
パッケージ版の流通をしてくださっている問屋や店舗様だけでなく,パッケージ版を買ってくださったお客様への配慮としても,価格差を少なくしています。
したがって,今後パッケージ版を出さずにMagino Driveのみで配信するようなタイトルであれば,また違った価格付けになります。
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