“時間のものさし”IntCal13完成! 古代の遺構のより厳密な年代測定が可能に

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約5万年前までの正確な年代測定が可能に -が公開


日英独を含む「水月湖プロジェクト」全体のリーダーである英ニューカッスル大学の中川毅 教授、鳴門教育大学の米延仁志 准教授らは
9月30日、都内で会見を開き、同プロジェクトにて得た研究成果を反映した放射線炭素年代の新しい較正曲線「IntCal13」が
9月23日の「Radiocarbon」オンライン版(IntCal13特集号)に掲載されたことを発表した。
(中略)

特に過去5万年というのは、人類の文明の発達を追いかけるのに重要な期間となる。
これまでも過去をさかのぼるために放射線炭素(14C)年代測定が用いられてきたが、14C年代測定は基準となる値がバラバラであり、
今現在がどの程度、ということが分かっても、元の値が不明なため、これまでは膨大な長さの対応表を作ることで補正を行い対応を図ってきた。
中川氏は、「IntCal13とIntCal09の間には、決定的な大きな差がある」とし、「それは、今まで抱えていたあいまいな誤差を除くことに成功した点」と説明する。
この決定的な年代測定を実現した背景に福井県若狭町にある水月湖での調査結果が反映されたことがある。

水月湖の調査報告については、以前のレポートを参照していただければと思うが、
簡単に述べると、木の年輪が1年に1つずつ刻まれていくように、湖の堆積物も一定の期間で湖底に堆積していくこととなる(年稿)。
環境の影響が少ないものであれば、そのサイクルが一定したものとなるため、年代を知るための手掛かりとして活用できるというわけだ。
中でも水月湖における研究では世界最大ともいえる5万2800年前まで測定することに成功したという。

これまでも、年稿の調査は世界各地で行われてきたが、これほどの期間のものが地殻変動の影響を受けず陸上で得られるのは稀有な例だという。
従来、そうした長い期間の年稿は海の底から採集されたものが用いられていたが、海洋は古い水が含む古い炭素が影響をおよぼし誤差を生じやすいという課題があったという。
(以下略)

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ぬるぽ
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これを用いてムー大陸を証明しよう
4番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/10/03(木) 18:53:52.77 ID:iUb6VrprP
サイエンスZEROでやってた水月湖のデーター使うやつか
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1の画像はマイナビなのに直リンでもちゃんと見れる!