秘密保護法案 拡大解釈は杞憂なのか 仕事増やすのが官僚組織の宿命
だれにも「秘密」はある。それを「保護」するのは大切だ。外交など国の重要事なら、なおのこと。
ところで、秘密を「特」に「定」めるお方は、どんな性格の人なのか。歴史を教材に振り返った。
大学生が旅行中の見聞を外国人の恩師に話したら、スパイ行為として軍機保護法違反で検挙された。
しかしその見聞とは、既に新聞報道で世界に発信されていた周知のニュースだった。
太平洋戦争が始まったその日、北海道で実際に起きた事件だ。
軍機保護法、治安維持法など、戦前の昭和は「悪法のデパート」。いずれも、取り締まる対象がどんどん増えていく。……
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000015-asahik-ent