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沖縄の県立高校の園芸科が大幅な定員割れ 東京や大阪で説明会も

大幅な定員割れに悩み、園芸科の廃科問題に…

大幅な定員割れに悩み、園芸科の廃科問題に揺れる県立久米島高校が、島外や県外から広く生徒を募る「島留学」の制度をスタートさせると発表した

 ▼毎年、全国で500校前後の小中高校が廃校になるなど少子化による児童・生徒数の減少は離島や山間部共通の課題だが、
小さな島の魅力をアピールし打って出る施策は面白い

 ▼久米島町では、生徒を受け入れる里親の確保を急いでいるほか、生活面のサポートも検討している。
近く、東京と大阪で説明会を開き、学校生活や離島での暮らしについて相談に乗るそうだ

 ▼「島留学」では、島根県の隠岐(おき)島前(どうぜん)高校の取り組みが注目されている。学校敷地内にある寮や「島親」制度、
帰省費用の補助など住民と連携した対応が実を結び、廃校の危機から一転、異例の学級増を実現させた。今では生徒の4割が島外出身という

 ▼久米島高校は豊かな自然に囲まれ、伝統文化が息づき、人と人とのつながりを大切にする地域にある。
ここでキャンプを張る楽天を歓迎する草花装飾などに携わる園芸科も、とてもユニークな学科だ

 ▼町民一丸となって久米島という場の力を発揮すれば、新しい離島の高校モデルをつくることができるのではないか。
来年4月、島外からの新入生が春を運んでくることを楽しみに待ちたい。(森田美奈子)

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-09-29_54646