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デルの国内PC販売台数・顧客満足度が上昇

なぜ、デルの顧客満足度が上昇してきたのか?

デルの国内PCビジネスにいくつかの変化が見られている。

 1つは、国内PC販売台数が増加傾向にあることだ。IDC Japanが発表した2013年4〜6月の国内クライアントPC市場動向によると、
国内市場全体の出荷台数は前年同期比12.5%減の337万台となった。これに対して、デルの出荷台数は20.4%増と大幅な成長を達成。
とくにビジネス向けPCでは、25.2%増と大幅な成長となっている。また、家庭向けPCでは、
市場全体が前年同期比29.4%減と大幅なマイナス成長となったのに対して、デルは2.7%増とプラス成長となった。

 円安に振れたあとに各社のPC価格が上昇したのに対して、デルの割安感が維持されたことが追い風になったと言えるが、
「一人勝ち」とも言える状況の中で、同社のシェアは国内5位から4位へと上昇。存在感を高めている。

 もう1つが、顧客満足度の評価が第三者機関の調査で向上していることが、徐々に明らかになってきた点である。
日経コンピュータが毎年調査している顧客満足度調査で、今年(2013年)8月発表のデスクトップPC部門においてデルが初めて首位を獲得したことがその一例だ。
同調査では、前年の4位から一気にトップを奪取した。またノートPCでも6位から5位に順位を上げている。

 首位となったデスクトップPCの調査においては、「問い合わせへの対応」に対する評価は平均点を下回っているものの、
外資系PCメーカーの中では、日本ヒューレット・パッカードや、NECパーソナルコンピュータのサポートインフラを活用しているレノボ・ジャパンを抑えてトップとなる。

 社内評価では日本でのサポートが世界トップ水準の評価を得ていながらも、外部調査では、長年に渡って、
顧客満足度が向上しなかったデルにとって、少しずつ評価が回復していることを浮き彫りにしたと言えよう。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20130920_616156.html