GoogleとAppleがタッグを組んでヘルスケア会社「Calico」(キャラコ)を設立
米Googleは18日(米国時間)、“健康と幸福”をコンセプトにしたヘルスケア会社「Calico」(キャラコ)を設立すると発表した。
同社のCEOには、Appleの会長Arthur D. Levinson(アーサー・レヴィンンソン)氏が就任する。
モバイルOSのAndroidとiOSでライバル関係にあるGoogleとAppleがタッグを組んだ。
ヘルスケア会社「Calico」のCEOに現Appleの会長が就任し、氏は創業投資も行うという。
直接Apple社が「Calico」と連携してヘルスケアサービスなどを展開するかどうかは不透明だが、
両社がヘルスケアに関して大きな関心を寄せているのは明らかとなった。
GoogleのCEOであるLarry Page(ラリー・ペイジ)氏は、公式発表のブログにおいて、
「病気と老化は私たちの家族全てに影響を与える」として、何百万もの生活を改善するよう取り組んでいくと意欲を示している。
そして、同ブログにはAppleのCEO Tim Cook(ティム・クック)氏も「多くの友人や家族が早くして亡くなり、良くない生活を送っている」とのコメントを寄せ、
レヴィンンソン氏がこのヘルスケアベンチャー企業のトップとして適任であるとしている。
先進国では高齢化が進んでいる国が多く、健康管理のジャンルは大きな注目を集めている。
先ごろ発表されたサムスンのスマートウォッチ「Galaxy Gear」にはヘルスケアアプリが搭載され、Appleが開発中とされる「iWatch」にも健康管理アプリが搭載されると噂されている。
今回のGoogleとAppleの協力体制が示すように、今後のIT業界は、ヘルスケアジャンルとの連携という展開が増加すると見られる。
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/32138/attach/images/ne0_201309/Google_130919203330.jpg Googleの公式ブログ
http://googlepress.blogspot.jp/2013/09/calico-announcement.html ソース
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/32138/?rm=1