http://www.asahi.com/national/update/0910/SEB201309090048.html 実在しない自分の甥(おい)になりすまし、近所の20代女性とメールでやり取りして
金をだまし取ったとして、宮崎県警宮崎北署は9日、宮崎市下原町の無職山元照子容疑者(55)を
詐欺の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めている。
発表によると、山元容疑者は2010年11月ごろ、知人女性に自分の甥を紹介すると持ちかけ、
なりすましを開始。山元容疑者は甥を県内の有名企業に勤める20代に設定した。
11年末、「別の女性に交際が気付かれた。その女性との手切れ金が必要だ」と甥を装ってメールを
送信。さらに山元容疑者が、「甥を紹介した責任があるので自分も用立てする。あなたも20万円用意
して」と女性に直接伝え、20万円をだまし取った疑いがある。
その後も甥になりすました山元容疑者は女性とのやりとりを続けた。昨年3月、女性の叔母が不審
に思って甥の勤め先に電話したところ、うそがばれた。