若者の6割「現在の生活に満足」 5割「日本の将来は暗い」

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 15〜39歳の若者を対象にした意識調査で、「現在の生活に満足している」とした人が約6割に上ったことが10日、
厚生労働省が公表した平成25年版の厚生労働白書で分かった。理由は「好きな家族や恋人、友人などがいて精神的に充実しているから」
が最多の55・2%。次いで、「好きな趣味があり精神的に充実している」(17・3%)▽「治安がよく平和だから」(9・2%)−が続いた。

 一方、「日本の未来は明るいか」の問いには、45・1%が「(どちらかといえば)そう思わない」と回答。
このうち、約7割が財政悪化や社会保障制度に対する不安を挙げた。ただ、「日本の未来をよくするために行動しようと思っているか」(複数回答)
には34・8%が「仕事や学業をしっかりやることで社会に貢献したい」と回答。「貢献したいがどのようにすべきか分からない」(33・2%)
▽「社会的起業、ボランティアなどに参画して直接社会を良くしていきたい」(11・7%)−など前向きな回答を合わせると、社会貢献に意欲を持つ若者は半数を超えた。

 調査は今年3月に実施。15〜39歳の男女3133人が回答した。

 また、白書は無職や非正規雇用の労働者は正規雇用に比べて結婚意欲が低い結果も紹介。
年収300万円未満の労働者は既婚率が1割に満たないが、300万円以上400万円未満では25%を超えており、
「(結婚を決心するには)300万円が一つの壁になっている」と分析している。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130910/trd13091016450004-n1.htm