マニング7TDパス、ブロンコスが昨季王者レイブンズを圧倒
http://www.nfljapan.com/score/recap/55837.html 現地5日、NFLの今季開幕試合が行われ、デンバー・ブロンコスが本拠地で
前年王者ボルティモア・レイブンズと対戦。クォーターバック(QB)ペイトン・マニングがNFLタイ記録の
1試合7TDパス(パス462ヤード、0INT)と驚異的な活躍を披露し、49対27と前年王者を圧倒した。
ブロンコスは第1Qに先制TDを許してしまう。第2Qにはマニングがタイトエンド(TE)ジュリアス・トーマスに
24ヤード、23ヤードと2本のTDパスを通すが、レイブンズに1TD、1FGを奪われ、14対17とリードされて試合を折り返す。
しかし第3Qに入るとブロンコスが攻守で爆発。後半最初のシリーズで
ワイドレシーバー(WR)アンドレ・コールドウェルが28ヤードTDレシーブを挙げて逆転すると、
さらに続くシリーズでパントブロックに成功。敵陣10ヤード地点から攻撃開始の好機を得ると、
ここでWRウェス・ウェルカーが5ヤードTDレシーブ。
ウェルカーは残り6分37秒にも4ヤードTDをマークし、ブロンコスが35対17と一気に突き放す。
第4Qに入ってもブロンコスの勢いは衰えず。残り4分半にはマニングから
WRデマリアス・トーマスへの78ヤードTDパスが決まり、昨季のディビジョナル・プレイオフで
敗れた雪辱を申し分のない形で果たした。
ブロンコスは、WRトーマスがレシーブ5回161ヤードで2TD、TEトーマスがレシーブ5回110ヤードで2TD、
WRウェルカーがレシーブ9回67ヤードで2TDをマークした。
レイブンズはQBジョー・フラッコがパス362ヤード、2TDも2INT。
RBレイ・ライスはレシーブ8回35ヤードを挙げたが、一方でラン12回36ヤード、1TDに終わっており、
レイブンズとしてはライスのランで試合をコントロールする展開に持ち込めなかったのが痛かった。
オフにメンバーを大きく変えた注目の守備陣は、マニングの空中戦を全く止めることができずじまいだった。