カカーの移籍希望表明でミランが関心か 本田への影響は?
レアル・マドリーMFカカーが29日、移籍を希望していることを認めた。古巣ミランへの復帰の可能性も注目されるところだ。
母国開催となる2014年のワールドカップでブラジル代表の一員になりたいと願うカカーにとって、コンスタントな出場機会は欠かせない。
今季はミラン時代の恩師であるカルロ・アンチェロッティ監督が今季から就任し、巻き返しが期待されていた。
だが、リーガエスパニョーラ開幕から2試合で、カカーは出場機会なしという状況だ。29日、テレサ・エレーラ杯のデポルティーボ戦で
2ゴールを記録し、4−0の勝利に貢献したカカーは、試合後に次のように語った。複数のメディアがコメントを伝えている。
「僕は移籍したい。今が自分とクラブにとって、友好的に別れるタイミングだと思っている。アンチェロッティ監督やクラブとは話した。
誰もが知っている。解決策を見つけるために、父がクラブと話しているところだ」
「僕にとっては難しい状況で、クラブは僕が何を望んでいるかを知っている。仕事をし、練習を続けるのは僕の義務だけど、今は父が
何かないかを動いているところだ。僕自身とクラブにとって、これがベストだと思う」
カカー移籍となれば注目されるのが、古巣ミランの動向だ。トップ下としてCSKAモスクワMF本田圭佑の獲得を目指していたミランだが、
夏の同選手獲得は難航している。イタリアの一部メディアでは、すでにミランがカカー側と接触しているとの声もある。
複数メディアによると、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOはブラジル『ランス』で、「カカー復帰? 彼はずっと我々のハートにいる選手だ。
可能かどうか、様子を見よう」と話したとのこと。9月2日の移籍市場閉幕まであとわずか。終盤戦になり、大きな動きがあるか、注目される。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/eusoccer/headlines/article/20130830-00000005-goal