【AFP=時事】パキスタンの実業家、マリク・アミル・モハンマド・カーン・アフリディさん(48)は
誘拐され、殺すぞと脅され、自宅にいられなくなって、仕方なく家族と離れて暮らしている─
─何もかも、長いひげのためだ。
ぴったり30インチ(約76センチ)に切り揃えたひげの手入れには、毎日30分かかる。洗って、
とかして、オイルをつけて整えたひげは、重力に反して上向きに2対の弧を描き、額より高く
伸びている。
「人々の尊敬を得られる。ひげと私は一体だ」。7月下旬、パキスタン北西部ペシャワル(Pes
hawar)で取材に応じたアフリディさんは、ひげのために全てを犠牲にする覚悟なのは何故か
と聞かれ、こう答えた。「満足しているよ。普通のひげだったら、誰も私に見向きなどしない。
人から注目されるのには慣れたし、好きなんだ」
http://news.livedoor.com/article/detail/7962800/