みんなの党候補者逮捕 運動員に報酬約束
福岡県警は6日、7月21日投開票の参院選に福岡選挙区から立候補し落選したみんなの党新人、
古賀輝生容疑者(50)=福岡市博多区豊2=を公職選挙法違反(日当買収、事前運動)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、公示前の6月、福岡市博多区で、運動員の男性3人に対し、参院選の選挙運動をしてもらう報酬として、
1時間につき800円、または1日につき1万円の日当を払う約束をしたとしている。
県警は容疑に対する古賀容疑者の認否を明らかにしていない。
県警によると、男性3人は選挙期間中、選挙カーに乗って投票を呼びかけたり、街頭演説会場で聴衆に手を振ったりしていた。
日当は選挙後に支払われる約束だったが、実際には支払われなかった。
公職選挙法は、事務員や手話通訳者など直接選挙運動に関わらない人について、
参院選では1日50人以内への報酬支払いを認めているが、投票呼びかけなど運動員は無報酬と定めている。
報酬を約束したり、支払いを申し入れたりしただけでも同法違反に問われる。
みんなの党福岡県支部長の佐藤正夫衆院議員は
「大変遺憾。警察に全面協力し、党として法令違反がないよう教育を徹底する」とのコメントを出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130806-00000091-mai-soci