http://anond.hatelabo.jp/20130722131621やトラバに目を通しててどうしても言いたくなったから書く はっきり言って何が面白いのかなんてもう俺にはわかんね(笑)
ラノベ読者にとって何が面白いかと言い換えてもいいや
俺はハルヒのアニメがどかんとあたって業界にラノベブームがやってくる辺りにこの業界にはいったけれど、何かそれらしいノウハウを
積み上げた自信なんかさっぱりないね
まぁ、何か面白いラノベをつくるためのノウハウを持ってるっぽいやつも打率は特別よくはないけれど
むしろラノベはこういうもの〜みたいな意見もってるやつのほうが作家さんから煙たがられることが多いよ
面白さに関してだけど、俺たち編集としてはつまらないものを売ってるつもりはないの
ただ、これは売れなかった作品もそうで、売れた作品と売れなかった作品とで面白さの差はそこまでないと俺は思ってる
他の人はどうだかしらないが
だから何が面白いのかわかんなくなったりもするんだけれど
たとえば、萌えハーレムが大ヒットしたとして、その陰にはかすりもしなかった後追い作品や注目されなかった先行作品があるわけ
でもこと面白さに関してはそんなに差はないの
ハハ、なんつーでたとこ勝負だよ
あと、よくラノベ編集ばっか叩かれるけれど、今のなんか窮屈な風潮は作家さん側にだって責任はあるんだよ
これもはっきり言っちゃうと、ラノベ作家さんって思ってる以上にしたたかで卑屈で小賢しい人が多い
悪く言うと俺たちの顔色をうかがってくる人やハナから尻尾を振っちゃってる人ね
こっちが何も言わないでも勝手に売れ線を意識してくれる人なんかたーくさん
あきらかに斜め上の企画は無理だけれど、気持ちの入った真っ直ぐな作品ならちゃんと会議にかけてあげるのにさ
俺の見立てだと、どうぞ先生のお好きな作品を書いてくださいと声をかけたところで、全精力かたむけて書きたいと思えるだけの何かを
胸に秘めてるラノベ作家なんて半分もいないだろう
エンターテイナーだからって観客や支配人の顔色ばかり気にして
まぁ、これはあくまでも俺の言だから、他の編集がどう思ってるかはシラネ
http://anond.hatelabo.jp/20130722232503