スガ官房長官「尖閣問題は外交問題じゃないよ。件の報道は共同通信の飛ばしだよ」

――尖閣についてお伺いします。一部報道でですが、政府がですね、中国に対して
領土問題の存在は認めないが、外交問題として扱い、中国が領有権を主張することは妨げないと、
いうようなことを打診したと、提案したというような報道がありましたが、その事実関係、お願いします

官房長官「あの、ご指摘、のような報道があったことは承知してますけれども、そうした事実はありません」

――では尖閣について、中国との関係においては、従来と政府方針は変わらないと

官房長官「あの、まったくそうです。あの、現在もですね、日中外交当局の間では、様々な形で
意思疎通を行っております。しかし、日本から、今指摘されるような提案を行ったということは
事実としてはありません。
　私、たびたび申し上げてますように、尖閣諸島はわが国固有の領土であってですね、
それは歴史的にも国際法上も疑いのないところであり、現に我が国はこれを有効に
支配しておる状況でありまして、尖閣諸島を問題をめぐる解決すべき領有権の問題は
そもそも存在をしないというのが、これ政府の従来からの立場であります。
　また一方でこの尖閣諸島については中国が独自の主張を行ない、これに基づく
言動を行なっていることもこれ事実であります。わが国としては中国独自の主張を
決して認めるものではないが、これらの行動が日中関係にもたらす悪影響について
日中外交間で意思疎通を行なう必要がある。常に対話のドアはオープンである。
まあ今まで言ってきたとおりであります」

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg8174.html 4:19〜

参考までに全文起こしておいたぞ