スマートビエラはなぜ、CMを拒否されたのか?
大元 隆志 | ITビジネスアナリスト/顧客視点アドバイザー
2013年7月7日 13時14分
スマートビエラのCM放送拒否が大きな話題を呼んでいる。
スマートビエラはパナソニックが四月に発売した、「スマートテレビ」であり、音声によるコンテンツ検索や、視聴者を認識してコンテンツをレコメンドする機能、
さらにレコメンドするコンテンツはテレビ放送だけではなくyoutubeなどのネット動画も対象になるなど、「テレビの未来」を彷彿とさせる製品となっている。
この意欲的な製品のCMが却下されたことで、ネットを中心に「利権問題」「テレビの古い体質」「テレビ局は時代の流れを理解出来ていない」などの声が目立つ。
(省略)
リテラシーの高いネット放送と、必ずしもリテラシーが高くない国民全体を対象としたテレビ放送という立場の違いが、今回のCM放送却下の本当の原因なのである。
一見すると「テレビ放送の利権」を守っているようで、実は守っているのは「視聴者」なのだ。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ohmototakashi/20130707-00026255/