【野球】年々減少傾向が続く日本ハムの観客動員数…今季は大谷の二刀流でも減少、昨季は優勝しても減少

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日ハム球団社長「大谷君に観客を背負わせるのは酷」
津田社長にすべてを聞いた

<二刀流、成績不振、ジリ貧の客入り…>

 6月18日の広島戦で初めて「5番・投手」でスタメン出場、本格的な二刀流への挑戦をスタートさせた
大谷翔平(18)。前例のない試みに注目が集まる一方、「それが本拠地の観客動員になかなか結びつかない」
「投手、野手のどちらかに専念させればもっと伸びる」「他の選手がワリを食っている」とチームが4位に
低迷していることもあって周囲はかまびすしい。球団トップの津田敏一社長(61)に「大谷問題」を聞いた。

<「ウチって今、低迷してる?」>

――大谷が二刀流を本格化させているものの、チームは低迷しています。この現状を社長はどうお考えですか?

「ウチ(日本ハム)って今、低迷していますか?(笑い) 確かにチームはリーグの下位にいますが、借金はない。
首位との差も5、6ゲーム差ぐらいですよね。それで、低迷ですか? まだ十分に挽回できますよ。
優勝の可能性だってあるでしょ。みんな必死にやっていますし、大谷君を含め、若手は日々成長している。
チームは成長期だと思うんです。私はチームがこれから浮上していくことを期待しています。現状に不安はありません」

――大谷選手が二刀流に挑戦していることで、チームにさまざまな影響が及んだ結果、低迷しているという声もありますが?

「そんなことはないでしょ。大谷君の投手、打者の能力を見れば、誰だって両方挑戦させたくなる。
彼がウチに入団して以来、その気持ちはみんな一緒。栗山監督をはじめ、コーチの方々も
そう思っているからこそ、みんな一丸で成長させようとやっている。会社としても、その方針を
サポートしていくことで一致している。大谷君の二刀流でチームが低迷なんていうのは違いますよ」

(続く)

日刊ゲンダイ 2013年7月3日掲載
http://gendai.net/articles/view/sports/143244