シャープ、複写機もサムスンと協業へ
経営再建中のシャープが韓国・サムスン電子と複写機でも協業を検討していることがわかった。
世界的な販売網を持つサムスンに、複写機をOEM(相手先ブランドによる生産)供給することなどを協議している。
液晶パネルに続く協業で、関係強化のためにサムスンが追加出資する可能性もある。
両社は3月、資本業務提携を結んだ。シャープがテレビ向け大型液晶パネルを供給し、
サムスンは約104億円を出資してシャープ株の約3%を持つ大株主になった。
提携後も、液晶以外の分野に協業を拡大する検討を進めてきた。
シャープは主に法人向けのデジタル複合機(コピー、プリンター、ファクスなどを統合)を扱う。
これを含む情報機器事業は2013年3月期の営業利益が243億円で、液晶の不振が続く中、白物家電に次ぐ利益が出ている。
http://www.asahi.com/business/update/0618/OSK201306170163.html