なぜ日本人は『西洋ファンタジー』が大好きなのか?ドラクエやFFの影響なの?

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これが江戸時代に書かれた和風ファンタジー

馬琴の八犬伝。
聖剣「村雨(むらさめ)」は戦う内に刀身から水をいだし、
水は刀身の血を洗い流し、かがり火を消しながら戦える不思議な刀。
・主君の首を取り返そうと村雨で火を消しながら夜襲する大塚番作の図。
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その後、村まで逃げのびた大塚番作は足を悪くしたが、
この聖剣を人目につかないどこかに隠し(息子にも内緒)、
息子(主人公の一人)を「男の娘」に育てた(「しの」と女児の名を付けた)。
・女の子の衣装で飼い犬に乗って遊ぶ「しの」の図(実はこの犬が玉を持ってる)
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体の弱った大塚番作は最後に自決する覚悟をし、
とめる息子(男の娘)を組み伏せ、邪心ある村長に
村雨を盗まれないようにと忠告する。
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実は聖剣は、家のいろりの竹筒の中に隠してきていた(自身の目の届く位置にずっと隠してきたんだね)。
短刀で一気に竹を割り、息子に渡し、腹を切った。
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