<体操>塚原直也 全日本選手権に「豪」選手で出場
代表入りを逃した08年北京五輪の翌年から豪州に体操留学し、国籍取得を目指してきた。
手続きが間に合わず、昨年のロンドン五輪出場は実現しなかったが、4月11日にようやく国籍取得が
認められて書類を受け取った。塚原は「実感はまだない。
きっと緑の(豪州)代表のユニホームを着たらわくと思う」と笑う。今回の全日本選手権は所属先が日本
のクラブであるため、出場資格を有する。
「世界一のコーチになりたい」という思いが強く、さまざまな経験を積もうと海を渡った。だが、男子では
まだ五輪の団体総合に出場したことがなく、レベルが高いとは言えない“後進国”でコーチ役も務めなが
ら競技に打ち込むうちに、「この国の競技力向上を手伝いたいと思うようになった」。
選手を続ける間は、自らの得点でも団体での五輪出場を後押ししようと、国籍変更を決意した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130509-00000015-mai-spo