悪口を浴びせる行為などでアクセスを永久禁止されたユーザー
ボランティア活動に従事すれば1回に限り処分解除
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/30/2013043001082.html 「寄付もボランティアとして認められるのか」「献血はどうなのか」。これらは学校の掲示板に寄せられた質問ではない。
あるゲーム会社に寄せられた質問だ。この会社に「オンラインゲームをするには、まずボランティア活動を行うべきだ」という規定があるためだ。
オンラインゲーム会社「ウィンディーソフト」は、ゲームの最中に悪口を浴びせたり、規則に違反したりして、アクセスを「永久に遮断」されたユーザーたちに対し、
公共機関でのボランティア活動に15時間以上従事すれば、制裁措置を解除している。
2010年から施行されたこの制度は、一人につき1回だけ可能となっている。
ゲームへのアクセスがブロックされた後に行ったボランティア活動だけが認められ、また他人に物的な被害を与えた場合はこのような救済策は適用されない。
会社側は「空き瓶を拾って売り、その収益金を寄付しても(ボランティア活動として)認められるのか」という質問を受けたことがある、と話した。
このようなアイデアは、過ちを犯したゲームユーザーに対し、制裁するだけでなく正しい道に導くという趣旨によるものだ。
(中略)
このゲームのユーザーでアクセスをブロックされる人は毎週5−6人に上る。このうち、処分を解除されたユーザーは100人ほどいる。
アクセスをブロックされたユーザーを「復活」させる措置に対し
「ボランティア活動に従事したからといって、許していいのか」という不満の声も、ほかのユーザーたちの間で出ている。
だが「1回だけに限り処分を解除する」という点を説明したことで、多くのユーザーは納得している。
ウィンディーソフトのチェ・インボム運営課長は「ボランティア活動証明書に
『一人暮らしの高齢者の入浴の手伝い』『地下鉄駅構内の案内係』といった内容が記されていれば十分だ」と話した。
処分を解除された後、再びアクセスをブロックされた「再犯者」は現在のところ一人だけだ。
チェ課長は「ゲームユーザーの大部分が中高生のため、このような措置により、ボランティア活動に従事する機会を与えている」と説明した。