韓国の軍当局によると、13日早朝、南北軍事境界線付近の北朝鮮側で山火事が発生した。
同日午後には韓国側の非武装地帯の前線監視施設まで火の手が広がったが、27時間経った現在は小康状態となった。
韓国側は煙で包まれた。複数の韓国メディアが報じた。
軍事境界線の周囲には、南北に幅2キロメートルの非武装地帯が設定されている。
風にあおられ火の勢いが増す可能性があることから、
韓国軍は南方限界線に夜通しで兵士を待機させ、非常待機状態を維持した。
夜には江原道の山間部に1−15ミリの雨が降ったが、高城郡付近から燃え広がった火は消えなかった。
これまでに東西約13キロメートル程度が燃えたとみられているが、煙が立ちこめ正確な被害規模は分かっていない。
人命や軍施設への被害はなかった。
現在、韓国には東海岸一帯に強風注意報が発令されている。
軍当局は、火の手が南方限界戦を越えて民間人の居住区域にまで広がる事態を憂慮しており、
完全に鎮火したことを確認するまで非常待機状態を維持する計画だという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0414&f=national_0414_005.shtml