リゴンドーがドネア下し王者/ボクシング
<プロボクシング:WBA・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦>◇13日(日本時間14日)◇米ニューヨーク・ラジオシティミュージックホール
00年シドニー、04年アテネ両五輪金メダリストのWBA王者ギジェルモ・リゴンドー(32=キューバ)が2団体王座統一に成功した。
世界4階級制覇王者のWBO王者ノニト・ドネア(30=フィリピン)と激突。1回からスピードで上回り「打たせず、打つ」展開をつくった。
10回には反撃に出たドネアの左ストレートをあびてダウンを許したが、最終12回には強烈な左ストレートを浴びせ、ドネアの右目に強烈なダメージを与えた。
ジャッジ3人に支持され、3−0の判定勝ちでドネアを下した。
リゴンドーは「万全の準備をしてきた。やりたい戦いができ、勝つことができた。彼も強いが私の方が強い。誰でも戦います」と喜びを表現。
ドネアは「彼が勝ったとは思っていない。彼は大健闘はしましたが。ぜひ再戦したい」と話した。
2団体統一王者のリゴンドーは12勝(8KO)無敗。負けたドネアは31勝(20KO)2敗となった。
[2013年4月14日13時53分]
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2012/10/15 11:20
スーパーバンタム級の真の強者を決める最高峰の戦い─―。
日本時間10月14日、米国カリフォルニア州カーソンで、日本ボクシング史に残る最高級の舞台に上がったWBC名誉王者の西岡利晃(36歳/帝拳)は、
4階級制覇のWBO・IBF王者ノニト・ドネア(29歳/フィリピン)に9回1分54秒TKO負けを喫した。
ドネアの瞬発力、反応の速さは西岡を陵駕し、“スピードキング”の異名を持つ日本人サウスポーにボクシングをさせなかった。だからといって
今回の試合内容がそのまま圧倒的な実力差を反映したのかといえば、少し反論したい気持ちになる。
http://number.bunshun.jp/articles/-/286917