11日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、3日連続で最高値を更新した。
日米を中心とした強力な金融緩和を材料に、この日も余剰マネーが株価を押し上げるとの期待が持続した。
米雇用指標が好転したことも、市場心理の改善につながった。
終値は前日に比べ62ドル90セント(0.4%)高の1万4865ドル14セント。朝方発表した米新規失業保険申請
件数は市場予想よりも減少。米景気が回復するとの観測が再び強まり、小売りなど内需株を中心に上げた。
先進国で金利低下が進むなか、通信株など配当利回りの高い銘柄も高くなった。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM12012_S3A410C1MM0000/