先月の中国での新車の販売台数は、203万台余りと、1か月間の数字としては過去最高に上り、
このうち乗用車の日本車のシェアは7か月ぶりに15%台に回復しました。
中国自動車工業協会は11日、先月の新車の販売台数が、
景気の回復を背景に、去年の同じ月より13.2%増えて、203万5000台余りとなり、
1か月間の数字としては過去最高に上ったと発表しました。
このうち乗用車の中で日本車は23万8000台余りとなっていて、
販売台数は去年の同じ月より14.3%減少したものの、
全体に対するシェアは、前の月より3.2ポイント拡大して15%ちょうどと、
日本政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化する以前の去年8月以来、7か月ぶりに15%台に回復しました。
これに対し、外国車としては最大のシェアを占めるドイツ車や、日本車を激しく追い上げる韓国車は、シェアを落としており、
日中関係が冷え込むなか、中国市場でほかの外国メーカーにシェアを奪われてきた日本車がいくぶん盛り返した形となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130411/k10013857351000.html