“空飛ぶ円盤”メモ、FBIの文書閲覧で一番人気に
ニューメキシコ州で回収されたUFOについて1950年に書かれた1枚のメモが、FBIの電子文書閲覧室で最も人気のあるファイルに
なっている。
メモの日付は1950年3月22日で、当時FBIワシントン支局長だったガイ・ホッテル氏が当時のFBI長官J・エドガー・フーバー氏に
送ったものだという。
FBIによると、このメモが最初に公表されたのは1970年代後半だが、2011年に“Vault”と呼ばれる電子閲覧室をスタートさせたところ、
現在最も人気のある書類となり、閲覧数も100万回に届く勢いとなっている。
メモには匿名の第三者で空軍の捜査官を名乗る人物から聞いた話の内容が記載されている。この人物によると、ニューメキシコ州で
UFO3機が回収されたという。しかしその場所を特定する情報は記載されておらず、FBIはこれ以上の捜査を行わないことを決定、
また、“情報提供者”の名前は黒く塗りつぶして保管されることになった。
同メモには他にも、「それぞれの機体には人間の形をした“3体”が乗っており、身長はわずか3フィートで、とてもきめ細かい金属布を
着用しており、テストパイロットなどが使用する特殊スーツに似たようなものを体に巻いていた」といった奇怪な情報も書かれている。
また、ニューメキシコ州で回収された原因は、「政府が同地域に強力なレーダーを設置していたため、UFOのコントロール装置に影響を
与えた」と説明されている。
空軍関係者がUFOを回収したとされる1947年のロズウェル事件とは関係ないメモとみられており、また、同事件は結局、「回収されたのは
“観測用気球”だった」と報告されている。
FBIは木曜日、「ロズウェル事件の数年後、フーバー長官が空軍の要請によりUFOの目撃情報の検証を職員に命じた。今回の“ホッテル・メモ”
が書かれた4ヶ月後の1950年7月に同調査は終了しており、ワシントン支局はこれ以上の調査は必要ないと報告している」と話した。
http://www.excite.co.jp/News/odd/E1364692275380.html http://image.excite.co.jp/feed/news/AP/odd/2013/E1364692275380_1.jpg 一番人気となっている“ホッテル・メモ”(AP Photo/FBI)