中国での贈賄疑惑で米紙WSJを調査 司法省
【ニューヨーク=小川義也】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は17日、同紙の中国支局員の同国当局者への贈賄疑惑を伝えた。
支局員が中国政府の役人に記事の情報提供の見返りに賄賂を贈った疑いが浮上し、米司法省が昨年調査を開始したと報じた。
ただ、米メディア大手ニューズ・コーポレーション傘下でWSJを発行する米ダウ・ジョーンズは外部の法律事務所などに依頼した内部調査の結果として「不正行為の証拠は見つからなかった」と疑惑を否定。
逆に、同紙の中国指導部に関する報道の妨害を狙った中国政府の関係者が米司法省にWSJ中国支局員による贈賄情報を提供した可能性があるという見方を示した。
米司法省は2011年7月に廃刊となったニューズ傘下の英大衆紙の記者らによる盗聴・贈賄事件に関連した調査を続けている。
記事によると、同事件に関連した調査は近く終了する見通し。新たに浮上した中国での贈賄疑惑に関する司法省の調査の状況は不明だとしている。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1800S_Y3A310C1EB1000/