環境省が運営のホームページが改ざん 3月17日 14時48分
環境省が運営する二酸化炭素の削減に関するホームページが、外部から改ざんされて
いたことが分かりました。
このホームページにアクセスすると個人のデータが盗まれる可能性もあり、環境省はホームページを閉鎖し、
詳しい原因を調べています。
改ざんが見つかったのは、環境省が運営する「CO2みえ〜るツール」というホームページで、
家庭の光熱費や使用家電の種類を入力すると、二酸化炭素の排出量が計算できるものです。
環境省によりますと15日、ホームページなどの監視を行っているNGOから指摘を受け、調べたところ、
ホームページを管理するサーバー上のプログラムが改ざんされていたということです。
これまでの調査でホームページは今月3日に外部から侵入されていた形跡があり、このページに
アクセスすると悪質なウイルスに感染する別のページに誘導され、パソコン内の個人のデータなどが
盗まれる可能性があったということです。
このページには改ざんに気付くまでの13日間に延べ884人がアクセスしていて、環境省では
ホームページを閉鎖し、詳しい原因を調べています。
今回の問題について環境省は「多大なご迷惑をおかけしました。原因を調査したうえで、再発防止に
努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130317/t10013258371000.html