「子どもを産むこと　『損得』で考えないで」　直木賞作家・石田衣良さん

結局はこういうのって単なる理想論や願望でしかないんだよな
そりゃ誰だってみんなで子供作った方が良いって分かってる
みんなで物買って経済回した方が豊かになるって分かってる
こんなのは神様の視点でマクロ経済語ってるだけであって
現実の個人の生活（ミクロ経済）を完全に無視してる
ていうか人余りで仕事が足りない時代に人を更に増やすなんて
マクロ経済的にも間違ってるんだよな
願望だけで人を動かして社会を変えられる神様なんて本当は存在しないから
政府がそれをするために税金を使うんだ
陳腐な言葉だけどこんな社会になってる時点で「政府が悪い」としか言えない

庶民に「子供を生むことを損得で考えるな」って呼びかけるのは間違いで
政府に「子供を生むことを損得で考えさせるな」って呼びかけるのが正しい