真夏の夜の淫夢

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590番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
Q7:もう少し具体的には?
A7:「親への暴力は許さない!」「○○歳までには家を出ろ!」のように、「この一線以上は認めない!」と強く言える存在が無いと、大体は漫然と長期化します。
また、「正社員でないと認めない!」のような時代錯誤の家庭も問題です。

Q8:ネットは使わせない方が良いですか?
A8:そんなことはありませんが、部屋に回線を引かせると長期化しやすいです。リビングルームなどに設置し、家族共用程度にした方が良いでしょう。

Q9:中学生の頃から不登校で、高校も行っていない18歳の子供がいるのですが、今後自立させる上でどうしたら良いでしょうか?
A9:その場合には、まず「まともな仕事は無い」という現実を知っておいて下さい。
厳しいようですが、今の時代、無教育層の若者は社会から必要とされていませんし、今後も必要とされないでしょう。勉強し直すか何かで、再度まともな教育のルートに戻らないことには、自立への道はほぼゼロです。

Q10:子供の引きこもりを止めさせられる親と、長期化する親とでは、どのような差がありますか?
A10:見た感じではっきり分かるのは、親の人生哲学と、発言の積み重ねが違います。

Q11:もう少し具体的に言うと?
A11:前者は、
「30歳までには必ず自立すること。それ以上は、どんなことがあろうと家から追い出す」
「自立するのは当然の義務。25歳までは準備期間として認めるが、それ以上は絶対に認めない」
のような線引きがしっかりしていると同時に、子供が幼いときから自立の重要性をきちんと語っています。一方で、自立するためのサポートも行っているため、子供もそれに合わせて行動します。

Q12:後者は?
A12:後者は、そういった親としての哲学がなく、漫然と、
「困ったなあ……」「どうしよう……」
のように言うだけで、人間としての芯が無く、かと言って、復帰へのサポートも適当です。(特に、父親がこのパターンの場合だと非常に厄介です。)
そのため、子供も適当に引きこもり生活を続けることになります。或いは、「弁護士としての生き方しか認めない!」のように、どう見ても奇怪な要求を押しつけるような親の場合もありますが、これは論外です。