【山陽鉄道事故】「前を走る車が交差点の黄色の点滅信号で止まってしまった」 延東容疑者供述 前の車の行方捜索
兵庫県高砂市の山陽電鉄脱線事故で、県警は13日午後、自動車運転過失傷害容疑で、特急と衝突した
車両運搬用トラックを運行する大阪府池田市の「那須商会」と兵庫県川西市の営業所を家宅捜索した。
運行記録や勤務日報などを押収し、同容疑で逮捕した運転手延東恵一郎容疑者(36)がこれまで
現場を通ったことがあったのかや、正常な運転や判断ができる健康状態だったのかなどを調べる。
県警の実況見分の結果、踏切と、踏切を渡った先にある信号の停止線までの距離は約13メートルだった。
県警は、延東容疑者が踏切の先を十分に確認せずに長さ約9・6メートルのトラックを進め、前の車が
停車したため踏切を渡りきることができずに衝突したとみている。
県警によると、延東容疑者は「前を走る車が、交差点の黄色の点滅信号で(進むはずだと思ったのに)
止まってしまった」と供述。県警は前の車の行方を捜す一方、当時の状況を把握するため、防犯カメラに
写っていなかったかも調べる。
山陽電鉄は同日午後も事故車両の撤去作業を続け、復旧を急ぐ。
ソース
nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130213-1084734.html