今、インターネットに動画を投稿するだけで生活する“動画投稿生活者”が増えている。
収入源は投稿した動画の再生回数に合わせて得られる広告収入。
大手動画投稿サイト「ユーチューブ」では投稿者収入の総額はここ3年間で4倍以上に上昇し、
年収1千万を超える投稿者も続出。リストラ世代の中高年やフリーターが映像クリエイターとして
自立するという例も少なくない。動画投稿サイトを新たな広告媒体として有望視する企業の中には
優秀な投稿者の囲い込みや育成に乗り出す動きも始まっている。
その一方で、動画投稿生活を始めたものの、その後、ヒット作に恵まれずに生活が困窮、精神的に
追い込まれるといったケースも出始めている。動画投稿サイトの急速な拡大の背景とその現実を描く
No.3309 2013年2月13日(水)放送
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/