生活保護費の不正受給関与容疑で元共産党県議を逮捕 「不当逮捕だ!でも辞職するぜ」
生活保護費の受給者らを支援していた元県議に捜査の手が伸びた。26日、不正受給に関与していたとして
詐欺容疑で県警に逮捕された元共産党県議の扶川敦容疑者(56)。今月上旬、知人の不動産仲介業の男が
同容疑で逮捕され、関連先として扶川容疑者の自宅などが家宅捜索を受けていた。扶川容疑者は容疑を否認して
いるが、県警は他の受給事例でも不正がなかったか調べ、実態解明を急ぐ。
同日午前7時すぎ、板野町犬伏の扶川容疑者の自宅に捜査員3人が訪れ、任意同行を求めた。扶川容疑者は
報道陣に対し、「良心に恥じることはしていない。不当逮捕だ」と改めて関与を否定した。
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20130127ddlk36040338000c.html 扶川容疑者は14日に会見を開き、08年ごろから、生活保護受給者の住宅確保のために連帯保証人となり、
不動産業者を紹介していたと説明。09〜10年ごろ、一部業者が県への提出用と、業者や家主用の2通の書類を
作るのを不自然と思ったが「業界の慣習」と考え、署名していたと認めた。さらに、業者から紹介料を受け取る
こともあり、生活困窮者の互助会に使っていたと明かす一方、「詐欺行為には加担していない」と反論。「道義的
責任を取る」として翌15日、議員辞職した。
扶川容疑者は赤旗記者などを経て、03年に県議に初当選し、3期目だった。
http://www.asahi.com/national/update/0126/OSK201301260011.html よろしくお願いします。