ドーピングを告白して自転車競技から永久追放処分となったランス・アームストロング(Lance Armstrong)元選手に関する書籍を
フィクション(創作小説)のコーナーへ移動するとの案内板を掲げたオーストラリア・マンリー(Manly)の図書館が注目を集めている。
この図書館では、「『Lance Armstrong: Images of a Champion(ランス・アームストロング、チャンピオンの肖像)』など
アームストロング氏に関するノンフィクション書籍は全て、フィクションコーナーに移動する予定です」と書かれたスマイルマーク付きの案内板が掲げられていた。
マンリー図書館のウェンディ・フォード(Wendy Ford)氏によると、案内板は週末だけ勤務している学生がふざけて作ったもので、現在は取り下げられている。
豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)の取材にフォード氏は、
この大学生はちょっとしたユーモアとして案内板を作ったがツイッター(Twitter)やメディアでこれほど大きな話題になるとは夢にも思っていなかったはずだと語った。
この学生の行動は、図書館を管轄する市議会で審査される見通しだが、おそらく懲罰を受けることはないという。
フォード氏によれば、同図書館では豪政府の図書館管轄当局から指示がない限り、アームストロング氏関連書籍を他分類のコーナーに移動することはできない。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2923268/10162462