【年間音楽ソフト市場(2)】エイベックスが4年ぶり首位 トイズが前年比2倍増で9位
2013年01月18日 04時00分
オリコンは18日、2012年度の音楽ソフトの売り上げをまとめた『年間マーケットレポート』を発表。
「メーカー別シェア」ではEXILE、安室奈美恵らが所属するエイベックス・グループ・ホールディングスが
総売上額を対前年比116.8%の486.6億円(シェア14.9%)に伸ばし、前年2位から4年ぶりに首位に返り咲いた。
エイベックスで年間10億円以上を売り上げたのは2011年の4作品に対し、2012年はEXILEのアルバム2作、
音楽DVD2作、安室奈美恵、Kis-My-Ft2、浜崎あゆみの各アルバム、東方神起、Kis-My-Ft2の
各音楽DVDの計9作品にのぼった。さらに、SKE48もシングルが3作とも7億円を超え、
1stアルバムも6.9億円を売り上げるなどして貢献した。
前年の売上額上位10社で前年比増だったのはキングレコード1社のみだったが、
2012年は上位10社のうち6社が記録。同社は順位こそ4位と変わらなかったが、
売上額は前年から約18億円(前年比108.5%)増の230.4億円と、4年連続で売り上げを伸ばした。
AKB48が「アーティスト別シェア」1位の191.0億円を売り上げたのに加え、
ももいろクローバーZが前年103位から14位に急上昇するブレイクで貢献した。
トイズファクトリーはMr.Childrenがベストアルバム2作をともにミリオンヒットさせるなどし、
同社の売上額は前年比2倍以上増の146.1億円。前年11位から9位に上昇し、4年ぶりにTOP10入りを果たした。
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2020726/full/ 依頼130116-193