18日午後、埼玉県行田市の秩父鉄道の踏切で近くに住む小学5年生の男の子が電車にはねられて死亡し、警察が事故の詳
しい状況を調べています。
警察と消防によりますと、18日午後4時半ごろ、行田市桜町で秩父鉄道の3両編成の電車が踏切を通過したところ、何か
がぶつかるような音がしたため急停車しました。
運転士が確認したところ、踏切から40メートルほど離れた線路脇に男の子が自転車とともに頭から血を流して倒れ死亡が
確認されました。
警察によりますと、死亡したのは現場の近くに住む小学5年生の中島翼くん(11)と確認されました。
現場の踏切は遮断機や警報機がなく、人が近くを通ると自動的に注意を呼びかける音が鳴るようになっています。
周囲には住宅が建ち並んで見通しは悪く警察は現場の状況から踏切を横断しようとして電車にはねられたと見て調べていま
す。
この事故の影響で、秩父鉄道はおよそ1時間半、一部の区間で運転を見合わせました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1006653441.html