私立中高一貫の進学校と大学付属校の違いを解説…首都圏模試センター
首都圏模試センターは、「中高一貫の進学校と大学付属校の違い」をテーマにした中学入試レポートを特集し、
ホームページ上に掲載した。「大学付属校」と「進学校」の違いや特色をわかりやすく解説しており、中学校選びの
参考資料として重宝しそうだ。
中学入試レポートでは、まもなく本格的な受験勉強に入る新6年生に向けて、昨年10月に「男子校・女子校・共学校」、
昨年12月に「私立・国立・公立の中高一貫校」の違いや特色についても特集している。
今回のレポートでは、中学受験で選ぶことのできる私立中高一貫校を二分するタイプとして、系列の大学に推薦で
進学できる体制を持つ「大学付属(系列・系属)校」と、系列大学は持たず中高6年間でひとくくりの教育体制を持つ
「進学校」を紹介。また、設置形態としては「大学付属校」であっても、中高の独立性が強く、系列大学に推薦進学する
生徒がほとんどいない進学校もあるとし、典型として武蔵や駒場東邦を挙げている。
さらに、これらの学校ほど系列大学への進学者が少なくないにしても、大学付属校でありながら進学校的な色彩や
指導体制を持つ「半付属校・半進学校」といわれるタイプの私学があるし、首都圏の私立中高一貫校はこのタイプが
もっとも多いとしている。
その上で、「大学付属校」については、「系列の大学に推薦で進学できる」「大学受験を意識せず、課外活動などに
打ち込むことができる」「中高から大学までを含めた10年間で、長い付き合いの友達、人間関係を築ける」などを
良さとして列挙。このタイプの代表例として、慶應義塾大学の一貫校(慶應義塾普通部・慶應義塾中等部・
慶應義塾湘南藤沢)、早稲田大学の付属(系属)校(早稲田高等学院・早稲田実業)、明治大学の付属校
(明治大学付属明治)、青山学院大学の付属校(青山学院)、立教大学の付属校(立教池袋)、法政大学の付属校
(法政大学・法政大学第二)、日本女子大学の付属校(日本女子大学附属)を挙げている。
(
>>2以降に続く)
http://resemom.jp/article/2013/01/15/11688.html