【読売がデマ】外務省「イラク戦争支持おおむね適切」 発表資料に記載なし

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http://gohoo.org/alerts/121223/

読売新聞は、12月22日付朝刊で、「イラク戦争『おおむね適切』外務省検証」の見出しで、外務省が2003年のイラク戦争の対応についての検証結果を公表し、
「当時の政権によるイラク戦争支持について、『おおむね適切』と結論づけた」と報じました。
http://gohoo.org/wordpress/wp-content/uploads/121222y4o.png

外務省が12月21日に公表した報告の主なポイント(全4ページ)には、「概ね適切な対応がなされたもの」として「官邸を始め、政治サイドに情報を提供し、
随時必要な指示を得、また政治的な判断を仰いだこと」など3項目が挙げられています。しかし、当時の政権によるイラク戦争支持という政治的決定ないし
判断については、発表された「報告の主なポイント」の「概ね適切な対応がなされたもの」の中に含まれていません。

そもそも、外務省は、「この検証作業は,日本政府が米英等の武力行使を支持したことの是非自体について検証の対象とするものではなく,
結果的にイラクに大量破壊兵器が発見されなかった現実がある中で,改めてこの期間の政策決定過程を検証し,もって教訓を学び,
今後の政策立案・実施に役立てるとの観点から行ったもの」と説明しており、「政権の戦争支持」が適切だったかどうかは検証対象から除外されています。


ちなみに、読売の原報道は、外務省が「検証結果を公表した」とだけ報じていますが、実際は報告そのものは公表されておらず、4ページの「報告の主なポイント」だけが
公表されています。朝日新聞は同日付朝刊の記事で、発表資料が「分厚い」内部報告書のごく一部であることを指摘しています。読売以外の各紙も、
外務省の報告要旨の発表を報じていますが、「イラク戦争支持」について「おおむね適切」と結論づけたとの報道は、読売の記事だけです。
読売が非公表の報告書の全文を入手したかどうかは明らかではありません。

対イラク武力行使に関する我が国の対応(検証結果)(外務省 2012/12/21)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/iraq/taiou_201212.html

報告の主なポイント(PDFファイル)
http://gohoo.org/wordpress/wp-content/uploads/houkoku_201212.pdf
2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/01/07(月) 16:46:16.44 ID:aVjZail50
ありがとう鍋爺
3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/01/07(月) 16:47:38.61 ID:u+hadU9m0
読売ってたまにバクチするよな
4番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/01/07(月) 16:48:54.87 ID:0F3U+5oL0
新聞なんてオワコンどうでもいい
5番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
イラク戦争の時の戦争の大義についての産経抄の変遷w

2003.3.21
戦いは「イラクの自由作戦」と名づけられ、ブッシュ米大統領は「戦争」
という言い方を慎重に避けて「武装解除」という表現を使った。
しかし大量破壊兵器の廃棄をめざす戦争であることに変わりはない。
その実体から目をそらさず、真正面から見すえなければならないだろう
(以下略)

2003.7.24
権力と暴虐をほしいままにする独裁者が、自分の息子を世継ぎにした悪政は
北東アジアにも例がある。イラクの人びとにとって独裁政権の崩壊は歓迎することだったのかどうか。
それがこの戦争の大義と是非を問うカギの一つと見てよい
(以下略)

2004.1.29
国会は相も変わらぬ不毛の論議をやっている。
その一つが、野党側の「イラク戦争に大義はあったのか」という愚論である。
大量破壊兵器が見つからない問題のむし返しだが、一体、戦争や革命に大義や
正義というレッテルを張る必要があるのだろうか。
(以下略)

2004.9.18
またぞろ「戦争の大義はどこに?」と“鬼の首”でもとったように言い立てている
新聞がある。パウエル米国務長官が上院公聴会で「イラクで大量破壊兵器の備蓄が
見つからず、今後も発見の見通しは少ない」と述べたことに、小躍りしているらしい。
小欄はこれまで再三、戦争に大義や正義を主張することのおかしさや、うさん臭さを書いてきた。
(以下略)