中国のサイト Chip Hell が、NVIDIA の次世代 Tegra プロセッサ " Wayne " の非公開資料と称する
スライドを掲載しています。Wayne は 現行 Tegra 3 (Kal-El) を置き換える " Tegra 4 " としての
発売が予想される NVIDIA の次世代モバイルプロセッサ。
NVIDIA は Tegra 3 登場前のプレゼンテーションですでにモバイルプロセッサの数世代分のロードマップ
を示しており、開発コードネームの Wayne (バットマンの中の人の本名) も公開されています。
今回の「流出」スライドによれば、Wayneの製造プロセスは28nm。GeForce GPU コアは72基になり、
グラフィック性能は Tegra 2 比で20倍、Tegra 3 比で6倍の性能となっています。
CPU構成は、クアッドコアに省電力シングルコア動作時専用の1コアを加えた
" 4-PLUS-1 Quad Core " 。Tegra 3 と同じコア数と構成ですが、Wayne ではCPUコアそのものの世代が
新しい ARM Cortex-A15になると見られています。(スライドにある Eagle は ARMの Cortex-A15開発名)。
そのほか、ディスプレイ出力は2560 x 1600 に対応
(この解像度のGoogle Nexus 10 はサムスンの Exynos を採用しています)。
1080p @120Hz (フルHDのステレオ3D)と並んで4K の文字もあります。
左のダイヤグラムで目につくのは、Tegra シリーズ初の USB 3.0 対応、低電圧のDDR3Lメモリなど。
http://www.blogcdn.com/www.engadget.com/media/2012/12/wayne.jpg http://japanese.engadget.com/2012/12/18/nvidia-tegra-4-wayne-gpu-tegra-3-6/