ロシアで氷点下53度 バスの燃料すら凍結
ロシアで大寒波 氷点下53度
12月13日 17時54分ロシアのシベリアから極東にかけての広い範囲に寒波が襲来し、
一部の地域で氷点下50度を下回る厳しい寒さとなっていて、学校の休校や交通機関への影響が広がっています。
ロシアのシベリアと極東は、今週に入って強い寒波に見舞われ、極東のオイミャコンで氷点下53度を下回ったほか、
シベリア最大の都市ノボシビルスクでも氷点下43度を記録するなど、例年のこの時期に比べて10度以上低い厳しい寒さが続いています。
このため、各地で学校の休校が相次いだり、水道管が凍って破裂したりするなど市民生活に影響が及んでいます。
また、モスクワからの航空便が、13日朝、ノボシビルスクの空港への着陸を見合わせたほか、
シベリアの6つの都市で長距離バスが燃料の凍結のおそれで、運行を取りやめるなど交通機関への影響も広がっています。
この記録的な寒波は、少なくとも今月下旬まで続くものとみられ、ロシア非常事態省は、寒波の間はできるだけ外出を控え、
車で移動するときも2台以上の車列を組んで移動するよう注意を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121213/k10014168241000.html